赤城山で地熱開発計画・・・反対したいのはやまやまなれど・・・・

今朝、朝日新聞にこの記事が掲載された事を他社の連絡で知りました・・・・

実は数日前に取材を受け・・・取材に来られた記者の方は本社におられる知人の小泉さんと北海道で旧交があると・・・

この一連の開発計画の事を知ったのは昨年の12月の事でした。

 

仲間を通じ、漏れ聞いた・・・当初は少しへそを曲げながら聞きました・・・・

まあそれで群馬県温泉協会の岡村興太郎会長に電話を掛け仔細を知り、1月10日の説明会に出席し詳細なる説明を受けました。

そして今度は地元説明会で同じ説明を受けました。

実は説明会の中で、赤城温泉地内で地質調査をして頂けるなら・・・と希望を申し上げました。この温泉地の地下構造を知りたいと「常日頃から思っておりまして・・・・あくまで私一人の希望ですがが・・・・

現在、当地には200mと300mの2本の掘削井戸があります、源泉が湧出しているのは地下200mの層からです。

300mの地下には足尾火山の基盤岩のチャートの欠片が見られます、滝沢峡谷ではチャートが一部露呈しており、裏の山体に明らかに段差が・・・・藪塚から赤城を経て新潟に向かい断層が伸びていると・・・・

その断層の裂け目から温泉が湧出していると元埼玉大学の角田先生が仰っておりました。

企業局が掘削した小沼の下流域の掘削井戸と赤城温泉の源泉井戸は水平距離で2280m・・・

本格掘削し地熱発電が稼働したら我が温泉への影響は?・・・・馬鹿な私でも・・・・
かって平成2年から平成9年まで企業局と延々と交渉した経緯があり、その様な交渉の体力は今は・・・

 

何れにしても赤城南麓一帯の地層は未だ解明されていない

空白域であると承知を致しております。

白根火山の蒸気爆発・・・311を起因とし不気味にどこかで何かが動き出していると・・・そう言う中で

赤城山の噴火口(小沼)の直下2000〜3000mの地質構造を知る事は多くの研究者にとっての為になる事は必定と・・・・オンボロ湯宿の親父が考える事では無いですが・・・・調査は学術的に有意義と考えている次第です。

調査での結果でで営業が見込めるか否かはこれからの事・・・まあ国策ですし??・・・・調査のぐらいは協力をと考えるのは軽薄すぎですかね?

 

我が家は元禄時代から薪炭問題で下流域の村々から訴訟を起こされ、放火される事7回、幕末には3000両余りの借財が・・・・戦い続けたDNAは未だ体内には色濃く残っておりますので、事によると臍を曲げないとは断言出来ませんがね? 今の所は穏やかに・・・・休火山の赤城山みたいに・・・噴火する可能性は・・・0000?