消えて無くなった親戚の家屋敷

 

今日、市内に向け車を走らせていた・・・・いつも通る道・・・右のず〜っと奥の方に親戚の家が見えるはず・・・

う〜ぅん〜?…見えない???そう言えば、以前そんな感覚に・・・・帰路、再度確かめる様に眺めたら、有る筈の家が無い・・・

そこでハンドルを左に切り、その家に向かう・・・空地になっていた! 売地の看板と共に・・・

家に戻り、知人に聞いて貰うと・・・・母の従弟は2週間前に亡くなったと・・・死亡欄を見落としてしまった!

享年85歳だと・・・・お嬢さんと住んでいたはずだったが・・・息子の一人は近くに住み、もう一人はOOに住んでいるとの事。

大きな農家造りの家だったが・・・屋敷に入る道が狭かったので、他へ移り住んだとの事…寂しさで目から・・・が零れ落ち・・・

50年代には何度も足を運んだ家だった・・・本家から分家・・・おじさんおばさんが亡くなり、そしてその息子の奥さんが亡くなり・・・旦那が残され・・・そして子供たちは生活の場を他に移し・・・夢の跡は・・・跡形もなく静かに消えて無くなる・・・

そんな感じで幾つもの昔の親戚の家が消えて無くなっている・・・・そのうち我が家もそうなるのかも知れない・・・