<< 遺族を訪ねたはずが本人に行き会った!神様のお陰かな | main | 2月も余すところ・・・ >>

1200年前の大地震が赤城山・赤城温泉を湧出させた!「弘仁大地震西暦818年」

 

 

 

 

今を去る1200年前の弘仁9年(西暦818年)、藪塚周辺を震源域?(太田断層)(大久保断層)と考えられる大地震が起きました。

菅原道真編纂「類聚国史」7月の頁に「この月、相模。武蔵、常陸、上野、下野等の国、地震う。山崩れ谷埋まること数里なり、圧死する百姓、勝げて計う可からず」・・・

如聞、「上野国等の境、地震災を為し、水潦、相仍、人物凋損す・・・・」

「山が崩れ谷を数里にわたって埋めた、圧死した人々がどれほどいたか計り知れない」

と伝えている。この時の地震のマグニチュードは阪神大震災と同じ7.9程度と考えられています。この時の地震により赤城山に向け山崩れが起きました、これは地下で上下に動く断裂が起き片側が持ち上がり片側に崩落が起きたと考えられます。

その結果、その断裂から温泉が染み出して来たのだそうです。

ですから赤城温泉周辺は溶岩の絶壁が至る所に表れていますが、この時の地震で起きた断裂の断面だそうです。赤城温泉の裏山のどこかに深い断裂があり、そこから流れ出ていると角田先生は仰っておりました。

赤城山の湖畔周辺を大洞と称しています。平安初期大同年間に寺院が建立されたので、その地を大洞と称する様になったと伝えられていますが、赤城山周辺の寺社の縁起にも大同年間と伝えられているものがあります。

もし、大同年間に建てられた寺院が有ったとすれば、恐らく壊滅的被害を受けた事でしょう。上野国分寺は西暦750年頃に完成されたと推定されています。

そして、この大地震により甚大な被害を受け、のちに修復された痕跡が遺蹟調査により判明しております。

 

 

(渋川高校〜東京大学〜埼玉大学教授〜)

角田先生から頂戴した資料です。