酒井家 菩提所 龍海院 (前橋市)

バラ園から次に向かったのは、前橋女子校の裏手に有る龍海院へ


本堂の左手奥に前橋〜姫路に移った酒井家十五代の墓所が有ります。
姫路に移ってからも前橋から菩提所龍海院を移さず歴代の藩主はここに眠っております。

下馬将軍と称された老中酒井忠世公の墓所


これは元禄元年(1688年)領内検地の為に苗ヶ島村金剛寺に本陣を構えた折に
苗ヶ島村名主東宮平右衛門(我が家五代の祖)に温泉営業を許して下された酒井忠挙公の墓所である。

右端覆屋が初代の夫婦の墓所である。
 






龍海院
写真 龍海院


龍海院は酒井家の転封とともに1601年川越からに前橋に移った。
前橋酒井氏の菩提所とした曹洞宗の寺。
寺は愛知県岡崎市明大寺町の岡崎龍海院の別院とされており、岡崎龍海院は享禄年間に(1528-532)に徳川家康の祖父松平清康が創建したものと伝えられている。
前橋龍海院の境内には、幕府大老職を勤めた四代忠清の建立という本堂のほか、山門・鐘楼・位牌堂・禅堂・開山堂などがある。

  前橋市教育委員会文化財保護課