想い出の情景が蘇る


この所、雨のシーズンなので屋根屋の仕事は滑りやすい為に危険なので中断し、室内掃除を始め出しています。
永らく住んでいなかったので納戸などはハクビシン等の巣状態で物凄い有様になっておりました。
布団類なども軽トラに積み込み処理場に運んでいますが、何れにしても量が半端では有りません。
数日前には母が住んでいた離れの片付けをやりましたが、これまた捨てた衣類だけでも軽トラ一杯分・・・
まだまだ捨てる物が大量にあります。
そんな中、戸棚の奥のネズミの巣の中から父親のアルバム帳が出てきました。
主に昭和20年〜30年前後の写真ですが、その多くの写真には今でも私の脳裏に鮮明に刻まれている情景が写っていました。


この写真は父方の叔父(長男)の結婚式の写真です。
前列左側2人目が祖母で3人目が祖父です。
祖父は同郷で日本鋼管創設者の今泉博士に連れられ上京、創立前に八幡製鉄で研修し創立された日本鋼管に電気技師として入社したそうです。長女の婿も鋼管の社員で、次女の婿も鋼管の社員。
結婚式の主役の叔父も鋼管の社員・・・叔父の息子さんは今では著名な会社の子会社の社長さんになられているとの事。
もう一人の叔父は電機会社の照明設計部門を経て照明設計会社を興し経営する傍ら大学で教えていました。大阪万博の岡本太郎の太陽の塔の照明を手掛けたと自慢していました、今は娘さんが会社を引き継ぎ活躍しています。